消費者金融の資金調達方法
消費者金融って幾つぐらいあるか知っていますか?
100? 500?
全然話になりません(笑)。
中小入れて約6000社ぐらいあるそうですよ。
その中の大手6社(武富士、アイフル、プロミス、アコム、レイク、三洋信販)のことをTAPALS(それぞれの頭文字を取っています)と言うんですが、
このTAPALSを含めた上位10社で消費者金融の貸付金額の8割を占めているそうです。
そして、消費者金融業界の総貸付金額は、約10兆円と言われていました。
ある意味、10兆円も貸し付けているのは、社会経済に貢献していたとも言えますよね。
では、この貸付金はどこから捻出しているのでしょうか?
例えば、銀行なんかは預金を貸し付けてその利息を得ています。つまり、捻出元が顧客の預金です。 銀行は、金利が安いのはご存知と思いますが、それでもそこから利益を出しています。
では、消費者金融は?
いわゆる、「ノンバンク」ですから、預金なんかできません。
消費者金融は、その資金を銀行あたりから借りているんです。
しかも、2%以下の利息でです。 それを、25〜29%の金利で消費者に貸し付けていたのです。
消費者金融は、低金利の銀行から借り入れた資金を高利で消費者に貸し付け、その利ざやで利益を上げています。
実際、消費者金融はかなりの利益を上げています。
ちなみに、 アイフルあたりは、2005年3月期連結決算で、5000億円以上の売上高、1500億円弱の経常利益を上げていました。
また、 アコムは経常利益1433億円(売上高4339億円) プロミスは同1308億円(同3698億円) 武富士は同1193億円(同3601億円)でした。
後でもっと詳しくお話しますが、 25〜29%あたりの利率は違法金利だったのです。
つまり 消費者金融は違法な商売をしていた、といっても決して大げさではないのです。
私の中学時代の友人の話なのですが、以前、某大手消費者金融の督促係をしていました。
彼は、自分の会社が違法金利で消費者に貸し付けていることは、消費者金融会社に勤務する社員として、当然の知識として知っていました。
いや、彼だけではなく、社員全員が知っていたことです。 それでも、仕事として割り切って督促に励んでいたそうです。
彼の仕事は、借金地獄に陥っている債務者の生の声聞いている仕事です。
さまざまな人生を見てきて社会勉強になったとは言っていましたが、自分の所属する会社の違法な商売によって、この人たちは苦しんでいる、 というそのうしろめたさから我慢できなくなり、2005年の6月に退職しました。
そのような社員は、結構いたそうで、同じような理由で辞めていく人間は多かったそうです。
貸金業界って従業員の離職率がかなり高いって知っていました? この事実と無関係ではないでしょうね。
消費者金融は、この暴利とも言えるに利息よって多大な利益を上げていた、 ということは覚えておいてくださいね。
